ねえ夢みたいな心地

=42.Twitter@CafeNhaao

Hi diddle dee dee

海辺に一人で空を見上げていたポプラは、陽気な音楽に乗せて歩いてくる人が、そしてその人は狼の被り物をしていたから、きっとサーカスの人だと思った。 狼がポプラに話しかける。 「お嬢さん、こんなところで何をしているの?一人かい?」 「波を聞きながら…

Good shoes/スワン

教会で出会った女の子が死んだのは、ポプラが女の子と教会で会ってから半年程経ってからのことだ。ポプラにとってその半年という期間はかけがえのないもので、五年と半年も生きてきた中では最も楽しいものだった。 少女が死んだってお父さんとお母さんから聞…

鳥と鳥

三番街の三番通り、掛けて九、足して六の坂には沢山の花屋が。そしてそのせいでその坂を下るときにはむせ返るくらいの花の香りがする。 その坂を通らなければいいのだけれど、毎週通う教会から帰る時には一番都合の良い道だったので、そこいらに住む子どもた…

リジー

この街で一番背の高いポプラが植えられてから区切りのいい、もう少しだけ突っ込んだ言い方をすると、五の倍数が積み重なった時の記念日に産まれた女の子がポプラという名前をつけられた。 由来は寿限無よろしく、高く聳えるポプラのように、大きく育ちそして…

コオロギの旅

不定期的に訪れる何も出来ない病はどうやら季節の変わり目に関係があるようで、実は終わり方が決まっていたりするドリーも、その結末までの辻褄合わせが長すぎるために億劫になって手つかずだったりする。 この期間何をするでもなく、ただ宮崎駿に関する映像…

習作

もう何年も前に毎日通っていた吉祥寺って街は微かに、だけども確かな変化を見せていてる。例えば工事中だったビルはもう完成していて、おしゃれな服屋だったり大きな本屋が入っている。そのビルのすぐ近くにあった昼時に嫌な匂いを出していたラーメン屋はい…

ドリ山ドリーのドリ山創造記−モドキ編

オレンジジュースを飲んだモグラモドキのドリーとモグラのサチエは、お腹が痛くならないように噴水広場のベンチで休んでいると、陽気な音楽に合わせて踊る広場の方から、こちらへ話しかける声が聞こえました。 ようエリー、モグラ同士でベンチに座って休憩か…

まじただの日記

PC版はてなブログの設定画面などを見た。 スマートフォン版より細かくて面白かった。 絵も描けるらしい。すごい。 ちょっとむごいにも見える。

ドリ山ドリーのドリ山創造記−Cheers編

ガラクタを貰うためにパーティー会場に着いたモグラモドキのドリーとモグラのサチエは、陽気な音楽に身を任せたイキモノたちの間をスルリと抜けて、人の少ない広場に出ました。 ドリー、ちょっと待っててね サチエはそういうと、どこかへ行ってしまいました…

ドリ山ドリーのドリ山創造記−沈黙編

ドリ山建設に向けて、地下のイキモノたちからガラクタを分けてもらうためにパーティー会場へ向かうモグラモドキのドリーと案内役をしてくれるモグラのサチエは、最初にふたりが話をしていた部屋を扉から出て、薄暗い道を渡っていきます。 サチエはさあ ドリ…

即席合間作品−理想主義者最後の手記 15 Oct 1996

明らかに僕の文が面白くなくなったのは何かを学ぼうとしてからで、しかしこれが懐古主義のそれであることを望むばかりだ。 日本語は難しいなと感じる。僕は普段音にした日本語を町の雑音と同じくらいめちゃめちゃディスってるけれど、文の日本語はめちゃめち…

Swiss army man

グランドイリュージョン2(原題「 『Now you see me 2』)からダニエルラドクリフのファンだったので、ずっと見たかったスイスアーミーマンなる映画をみた。 去年公開で、日本が遅いのか人気で再上映なのかは知らないけれどおそらく日本が遅い。 話は遭難的…

ハルプモント

満ちて欠ける、その繰り返し。 今日はたまたま欠けていただけだよ。 昔はもっと大きかったんだって。そう、まだこの国で暮らす人たちが魔法を使えた頃の話。 だからきっと海の波が高くて、あと多分女性の不機嫌メーターは今以上に異常に高かったと思うんだ。…

なにもなし

特段更新することがなければツイートすることにする。

陰が迫る

奇妙な夢に見舞われたので、記事のネタもないしここに記す。僕の夢が元にあるので無駄に長いし、これは読む価値もない文章だ。 もう随分と深まった夜に、少しだけ雨戸を開けて、網戸越しに煙草の煙を外界に吹き付けてから眠った。 ようこそジョン という声を…

単位未だゼロ

唐突に苛立ちが僕を襲います。 これは煙草を吸っても治らないもので、僕の好きな世界で生きる人間を見て、それと僕を対比した結果の無力感、自分の現状に対する苛立ちです。 宮崎駿の引退記者会見を見ました。 アニメーターになってよかったことは、なんでも…

お題スロット500回転

お題「好きなブログ」 書くことないし風邪で何もすることないのでお題スロットを回した。 「好きなブログ」 ブログはあんまり読まないし、僕が購読しているブログは何故かあんまり更新されない。 強いて言えば森見登美彦氏の「この門をくぐる者は一切の 高望…

ドリ山ドリーのドリ山創造記−楽しいお話編

モシャモシャモキュモキュとタマゴサンドを食べ終えたモグラモドキのドリーとモグラのサチエは、食休みとして部屋の隅に置いてあるカウチに腰掛けて、お話をしていました。 つまり君はモグラなんだよね なんだいさっきから、そんなにモグラが珍しいかい 僕は…

決意

自分のペースを保とうと思いました。 よく知らん人と話をするとき、無駄にテンションをあげる性格なために疲れてしまうからです。 テンションと一緒に声も上がります。 僕は地声の方がクールだ。

冗談だけど

YouTuberって奴を一回やってみたい。別に顔を出すことに抵抗はないし、それなりに楽しい企画みたいなのはある程度考えたつもり。 ・esportsが競技としてスタンダードであるべき理由 ・英会話を学習しつつ、日本人が英語習得し辛くなっている理由の解明 みた…

空転する灰色の肺とそれに伴う致死率

何にもする気が起きません。不定期的に訪れる無気力には、為す術なくカウチに背中を押し付けるしかないのです。 煙草の煙は消費の証。煙は天に消えます。 無性に叫んで泣きたくなります。煙は体内にも入るのだから。 全てに苛立ちます。視点がネガティブに、…

その紫煙、支援か私怨か

某喫茶店の喫煙室では常に水面下でのやり取りが伺える。 端の席に座る男は一つ隣の席の女に一晩の交渉をし、その女の隣に座る老夫婦はその向かいに座る違う老夫婦にパートナーの交換を持ちかけている。 私はそんな彼らを観察していた。 その日は謎に超満員。…

屁理屈ボーイかくかたりき

天才児である男の子の話です。 その男児は齢7つにして25の青年と変わらない知能を有していました。まあそれなりに頭の弱い25歳だけど。 知能はそこいらの25と変わらないけれど、勉強をしないものだから周囲は困ってしまいます。 とうとう周りは我慢を堪えき…

不必要だって

ああ、なんだか豊かになっていきます 私は、私の周りが色を持ち出してから、そう思いました。 やっとステキな世界が出来上がる、やっと面白いことがおこるって、そう思ったのです。 実際、予想どうりにことは運んで、世界はもうめちゃめちゃ、ぐちゃぐちゃで…

下書きの日付が5/15とある古い習作

昔の話、といってもそう昔じゃなくて、まあつい昨日の事みたいなものよと陽気なおばちゃんなら笑い飛ばす程に昔の話。 ある少年は廃れた町をこの世界の不細工と男が消え、自分がモテモテになる妄想を膨らませながら歩いていた。 町からは海が近くて、潮の香…

鬼の戯れ

水風船みたく含ませすぎた物は形を保てなくなります。リスクを楽しんでいるのであれば、その張り詰めた状態を熟知していなければなりません。 許容量を超えて含ませた物があるのなら、口が開いてあるか確認しなさい。もし口が閉じているままなら、それはパン…

時代なんて言葉で片付けられる僕らの易きは、最も根本に存在するものを目先の何かで塗りつぶした結果で、何度も繰り返されるそれを止められる人なんてもうどこにもいない。 難解な単語を使うのは君がそれを使いたいからだろう。それは単なる自慰行為にすぎな…

最もご尤もとは言い難いようなモットーを話す男

今世紀最大の阿呆であるところの男は私に向かって言う。 俺さ、ズボン1枚しか持ってないじゃん 僕は彼とは一応友人だし同調しておく。 うん でさ、俺煙草吸うとき灰がズボンに落ちるんだよ うん 灰を落とそうとするとズボンが吸い込んじゃうからさ、どんどん…

ドリ山ドリーのドリ山創造記−よろしくSatie編

辿り着いた空間に眩まないほどの灯りと、自身に似た姿をしたイキモノを認めたモグラモドキのドリーは、おそるおそるそのイキモノに話しかけてみます。 こんにちは、僕はドリー、きみは? だけども返事がありません。 置物の類いかと考えたドリーは、そっとそ…

ドリ山ドリーのドリ山創造記−邂逅編

高く登るために深く潜ったモグラモドキのドリーは、とりあえず自分が嫌にならないくらいの速度で掘り進めます。疲れたらお母さんに作ってもらったお弁当をつまみ食いして、癒たらまた作業を始めます。 ザク ザク ザク ザク ゾッ ゾッ ゾッ ザク ゾッ ザク ゾ…