ねえ夢みたいな心地

=42.Twitter@CafeNhaao

雨の日はやけに外へ出たくなる時がある。

安っぽいビニール傘から見上げる世界はとても曖昧で、半透明越しに見える空は酷く低く見えた。

散歩から帰ってから少しだけ物足りないように思えることから、次はまだまだ遠くへ歩こうなんて考えてはいるけれど、その次が来るのはいつだろうか。来ても本当に歩くだろうか。

部屋にいても雨音は止むことがなくて、なんだか雨と風に閉じ込められているみたいだなんて言ったら、月並みだと君に笑われるだろうか。

未だに書けずにいる君への手紙は、本当なら来週には君に届いているはずで、だけども手紙を書く機会が消えてしまったから、つまらない資料の下に便箋が埋もれている。

明日から一日八時間の労働を一週間に五日間だけ。だからもう眠らなければいけない時間なんだけど、なんだか部屋の灯りを消す気になれなくて、まあ、もし今から眠ろうとしてもやっぱり雨音が聞こえたら君のことを考えてしまうだろうからどうせ眠れやしないんだ。

まだ夜は続くよ。ここは日本だから。