ねえ夢みたいな心地

=42.Twitter@CafeNhaao

溶けるみたいに

ただ真っ暗な部屋の中、目を開けて寝ていた。

視界が段々とぼやけてきて、閉じきっていなかった雨戸の隙間から流れてくる外の光だけが見えた。

段々その光りも見えなくなってきたから

 ああ、もう何も見えなくなるんだな

なんて頭の中に浮かんだ。

もう何も見えなくなるならそれでいい。それは許容とか諦めの類のもので、そうするとまた光りが消えていった。

何も見えなくなる。目は開いているはずなのに。音だけが聞こえる。寝ながら聞いていた「ボニーとクライド」は僕の好きな曲だった。

何も見えなくなる。

全て失くなってしまう。