ねえ夢みたいな心地

=42.Twitter@CafeNhaao

その紫煙、支援か私怨か

某喫茶店の喫煙室では常に水面下でのやり取りが伺える。

端の席に座る男は一つ隣の席の女に一晩の交渉をし、その女の隣に座る老夫婦はその向かいに座る違う老夫婦にパートナーの交換を持ちかけている。

私はそんな彼らを観察していた。

その日は謎に超満員。理由は弄るスマホの電波が乱れているから、なにもすることのない人間が暇を持て余し集まっているようだった。

超満員が故に相席を求める声だけが不定期的に響く。そしてついに私の席にも相席求めガールがやってきた。

特に話すこともない為に気まずい未満気うまい以上の空気が流れる

その空気負けてふと横に目をやるとそこに座っていたのは私の元ガールフリエンド(破局理由互いに性格最悪な為)。

慌てて相席求めガールに目線を戻すと、相席求めガールは無駄にエロい感じの何かしら求めガールであった。

腐っても男である私は、何かしら相席求めガールと一晩の関係を望んだ。

ガールはファッション雑誌を読んでいたので、私は会話に臨んだ。

出だしは好調、弾むトーク、弾みが過ぎた故に私に気がつく私の元ガールフリエンド。

トークがピークに迎えようとした時、元ガールフリエンドは私達の席に煙草の煙を吐いた。

これ好機と私はガールに「ここは煙たいから落ち着けるところに行こう」と誘い出した。

例の男女と老夫婦は消えていた。